【第5期メンバー】上原大史・柴崎浩・木村真也の加入経緯と関係性
2019年に始動した第5期WANDSは、過去のメンバー2人と新ボーカリスト1人によって構成された。ここで重要なのは、単に過去のメンバーを集めたのではなく、柴崎が再びWANDSの音楽を作りたいと考えたことが再始動の出発点になったという点だ。

第5期のメンバー3人と担当パート
WANDS第5期の公式メンバー構成
| メンバー | 担当 | WANDSとの関係 |
|---|---|---|
| 上原大史 | ボーカル | 第5期から加入 |
| 柴崎浩 | ギター | 第1期・第2期・第5期 |
| 木村真也 | キーボード | 第2期・第3期・第5期 |
この3人の組み合わせは、WANDSの過去と未来をつなぐものだった。
柴崎は初期のWANDSを支えたギタリストであり、木村は上杉昇が在籍していた第2期と、和久二郎がボーカルを務めた第3期の両方を経験している。そこに新世代のボーカリストである上原が加わった。
上原大史がWANDSに加入した経緯
上原の加入は、突然決まったように見えて、実際には一定期間の準備を経たものだった。
2020年1月のReal Soundのインタビューによると、プロデューサーの長戸大幸が上原を柴崎に紹介したのは2018年。上原は以前からWANDSの楽曲を歌ったデモを制作しており、柴崎もその歌声を聴いていた。
上原自身は、長戸からエレベーターですれ違った際などにWANDSへの参加を持ちかけられていたものの、当初は冗談だと思っていたという。2019年に入って話が具体化し、実際にメンバーと会うことで加入が現実のものになった。
上原はもともとWANDSに憧れていた。特に「世界が終るまでは…」は、アニメ『SLAM DUNK』を通じて親しんだ楽曲だったと語っている。
一方で、上原は歴代ボーカリストの上杉昇や和久二郎と同じ歌い方を目指したわけではない。過去の歌い手にしか出せない個性を尊重しながら、自分自身の表現を確立する考えを持っていた。
柴崎浩が再始動を考えたきっかけ
柴崎がWANDSの再始動を意識するようになったきっかけの一つは、2015年のT.M.Revolution全国ツアーだった。
第1期メンバーの大島こうすけとともにツアーに参加した際、2人の間で再びWANDSをやれたらいいという話が出たという。
その後、2018年に長戸大幸から上原を紹介され、新しいボーカルによる楽曲制作が進展。柴崎は上原の歌を聴き、WANDSの新しい音楽を残したいという気持ちを強めた。
木村の参加にも重要な意味があった。木村と柴崎はWANDSで活動する以前から音楽仲間であり、過去の別れについても、必ずしも仲違いが原因だったわけではない。再始動を通じて、かつての関係を改めて結び直す機会にもなった。
なお、再始動準備の初期には柴崎・大島・上原による制作段階があり、第4期と呼ばれることもある。その後、大島は制作面に回り、木村が加入したことで、現在知られる第5期の3人体制が成立した。
木村真也の現在と活動参加について
木村真也については、2021年4月にWANDS公式サイトが活動休止を発表している。療養のため、ライブや制作活動への参加を見合わせることになった。
その後も第5期のメンバーとして名前を連ねてきたが、2026年7月の活動終了に関する本人コメントでは、体調を崩してから思うように活動に参加できなかったことを明かしている。
木村は第5期の始動時、上原と柴崎を見て、自分にできることがあるなら力になりたいという思いで参加を決めたと振り返った。第5期における木村の役割は、過去のWANDSと現在のWANDSをつなぐ重要なものだった。
【WANDS歴代メンバーと活動年表】1991年から2027年までの転換点
WANDSは、同じ名前を維持しながら、ボーカルやギターなどの主要メンバーを入れ替えてきたバンドだ。各時代を区別すると、2000年の解散から2019年の再始動までの流れが理解しやすくなる。
歴代メンバーの変遷と主要な出来事
| 時期 | メンバー構成・出来事 | 主な転換点 |
|---|---|---|
| 1991年〜1992年・第1期 | 上杉昇、柴崎浩、大島こうすけ | デビュー。「もっと強く抱きしめたなら」などがヒット |
| 1992年〜1996年・第2期 | 上杉昇、柴崎浩、木村真也 | 大島に代わって木村が加入 |
| 1997年〜2000年・第3期 | 和久二郎、杉元一生、木村真也 | 上杉・柴崎の脱退後、新体制で活動 |
| 2000年 | WANDS解体 | 第3期の活動終了 |
| 2015年 | 柴崎浩・大島こうすけ | 再びWANDSをやりたいという話が出る |
| 2018年〜2019年 | 上原大史を交えた再始動準備 | 長戸大幸の紹介で上原が制作に参加 |
| 2019年11月17日・第5期 | 上原大史、柴崎浩、木村真也 | 大阪で再始動ライブ |
| 2020年〜2025年 | 第5期として作品・ライブを展開 | アルバム『BURN THE SECRET』『Version 5.0』『TIME STEW』など |
| 2026年7月22日 | 第5期活動終了を発表 | 2027年3月で現体制に区切り |
| 2027年3月 | 第5期ラストライブツアー | 大阪・東京・愛知で開催予定 |
この年表から分かるように、WANDSは初期の3期だけでも複数のメンバーチェンジを経験している。第5期もまた、歴史の延長線上にある新しい編成だ。
公式バイオグラフィーには、1991年のデビューから第5期の作品・ライブまでが記録されている。特に注目したいのは、2019年の再始動後、過去のヒット曲を再録するだけでなく、新曲やアルバムを継続的に発表してきた点だ。
第5期が残した代表的な作品
第5期は、往年のファンが知るWANDSらしさを受け継ぎながら、新しいボーカルとサウンドを取り入れた作品を発表してきた。
| 発売年 | 作品 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 2020年 | 真っ赤なLip | 第5期の始動を飾るシングル |
| 2020年 | BURN THE SECRET | 約21年ぶりのオリジナルアルバム |
| 2021年 | YURA YURA | 名探偵コナンのオープニングテーマ |
| 2023年 | Version 5.0 | 第7作目のオリジナルアルバム |
| 2024年 | 大胆 | 第21弾シングル |
| 2025年 | Shooting star | 第22弾シングル |
| 2025年 | TIME STEW | 第8作目のオリジナルアルバム |
特に『TIME STEW』は、2025年3月26日に発売された第5期の8枚目のアルバムだ。第5期が単なる懐メロの再現ではなく、新曲を軸とする活動を続けていたことを示す作品でもある。
また、2025年には全国ツアー「WANDS Live Tour 2025 ~TIME STEW~」を開催。2026年には同ツアーのVRシアター企画が東京・大阪で行われたほか、9月には「FEST. INAZUMA 2026」に出演した。2026年10月時点でも、第5期は活動終了までの期間を残している。
【2026年最新】WANDS第5期はなぜ活動終了する?2027年ラストライブの全貌
2026年7月22日、WANDS公式サイトと所属レーベルD-GOは、第5期の活動を2027年3月で終了すると発表した。
今回の発表は、単なる活動休止や一時的なライブ休演ではない。第5期という現在の編成での活動を終えることが明確に示されている。
活動終了の理由は上原大史の新たな表現への挑戦
公式発表によると、今回の活動終了は、ボーカル上原大史から自身の新たな表現へ進みたいという強い意向が示されたことが発端となった。
上原のコメントには、約7年間WANDSのボーカルを務めてきたことへの感謝とともに、歴史あるバンドの看板を背負い続けることへの葛藤が記されている。
上原は、WANDSの歴史やイメージを損なってしまうのではないかという思いを長く抱えていたと説明。7年間の活動を通じて、自分がWANDSのボーカルとしてできることをやり切ったと感じ、新しいアーティストとしての歩みを選択した。
この決断に対して、柴崎浩は大きなショックを受けたと明かしている。柴崎自身は第5期を今後も続けたいという気持ちがあり、上原の才能を評価し、これからも一緒に音楽を作りたいと考えていた。
しかし、ボーカリストがいなければ活動を続けることは難しい。柴崎は上原の申し入れを受け止め、第5期の終了という結論に至った。
木村真也も活動終了を寂しく感じているとコメント。3人のコメントを比較すると、活動終了はメンバー間の単純な不仲によるものではなく、上原の将来への選択と、柴崎が続けたいと願ったWANDSの方向性が一致しなくなった結果だと分かる。
WANDS第5期ラストライブツアー2027の日程
第5期の最後を飾るツアーは「WANDS Live Tour 2027 ~LAST ACT 5th period~」。2027年3月に大阪・東京・愛知の3会場で開催される。
大阪公演
Zepp Namba(OSAKA)
開場18:00/開演19:00
1Fスタンディング12,000円、2F指定席15,000円(FC限定)
東京公演
東京ガーデンシアター
開場18:00/開演19:00
指定席12,000円、SS席22,000円(FC限定)
愛知公演
IGアリーナ
開場17:00/開演18:30
指定席12,000円、S席17,000円・SS席22,000円(FC限定)
一般発売日は2027年2月13日(土)10時と公式ライブ情報に掲載されている。ファンクラブ限定の座席も用意されており、東京・愛知公演ではSS席、大阪公演では2階指定席が対象となる。
なお、2026年10月27日付の公式案内では、ファンクラブ2次先行とアップグレード抽選の当落通知日が、ステージプラン調整に伴い11月6日に変更された。チケットの申し込み状況や販売条件は更新される可能性があるため、参加を考えている人は公式ライブ情報の最新案内を確認したい。
このツアーをもって第5期の活動は終了する。3公演はいずれも現体制の最後を飾る公演として位置づけられている。
第5期終了後、WANDSはどうなる?
ファンが気になるのは、2027年3月のツアー終了後にWANDSという名前がどうなるのかという点だ。
公式発表で明らかになっているのは、第5期の活動終了と、3人それぞれが今後も音楽活動を続けるということ。WANDSの第6期や新ボーカルの募集、初期メンバーによる再結成については、具体的な発表はない。
柴崎はWANDSを続けたい気持ちが今も消えていないことをコメントしている。一方で、上原は一人のアーティストとして活動していく決意を表明した。木村も第5期で過ごした時間を大切にしながら、上原の新しい挑戦を応援する姿勢を示している。
したがって、2027年3月以降のWANDSの形については、現時点で確定した情報はない。第5期の終了を、そのままWANDSという名前の永久消滅と解釈することも、反対に第6期が必ず始まると考えることもできない。
【誤解を整理】WANDS再結成の噂と事実を検証
WANDSの歴史はメンバーチェンジが多いため、インターネット上では時期や人物が混同されやすい。特に次の3点は整理しておきたい。
| よくある疑問・誤解 | 確認できる事実 |
|---|---|
| 2019年に上杉昇が復帰した? | 違う。新ボーカルとして上原大史が加入した |
| 第5期は初期メンバーだけで構成されている? | 違う。柴崎・木村と新加入の上原による編成 |
| 2000年に解散したのに、なぜ第5期がある? | 2019年に新しい編成で再始動したため |
| 2027年3月にWANDSが永久解散する? | 第5期の活動終了が発表されたのであり、将来のWANDSについては未発表 |
| 柴崎浩は第5期の終了を望んでいた? | 違う。柴崎は活動継続を望んでいたとコメントしている |
| 木村真也は第5期に参加していなかった? | 違う。正式メンバーとして参加していたが、体調面から活動参加が限られていた |
最も重要なのは、WANDSの「歴代メンバー」と「再結成時のメンバー」を混同しないことだ。上杉昇は第1期・第2期のボーカル、和久二郎は第3期のボーカル、上原大史は第5期のボーカルであり、それぞれ異なる時代を担っている。
また、柴崎が再始動を望んだことと、2027年の第5期終了を受け入れたことは矛盾しない。続けたいという思いがあっても、ボーカル本人の意思を尊重しなければならない。今回の公式コメントは、その難しい決断の経緯を具体的に示している。
【WANDS再結成】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:WANDSが再結成したのは何年何月ですか?
A1:2019年11月17日です。上原大史を新ボーカルに迎え、柴崎浩、木村真也とともに第5期として再始動しました。
Q2:WANDSは2000年にどうして解散したのですか?
A2:1997年の上杉昇・柴崎浩の脱退後、和久二郎・杉元一生・木村真也による第3期が活動しましたが、2000年3月に解体されました。上杉・柴崎の脱退には音楽性の違いがありましたが、2000年の解体については一つの公式理由に集約されていません。
Q3:WANDS第5期のボーカルは誰ですか?
A3:上原大史です。2019年に加入し、約7年間WANDSのボーカルとして活動しました。
Q4:上杉昇や柴崎浩が再結成して初期メンバーに戻る予定はありますか?
A4:柴崎浩は第5期のギタリストとして活動してきましたが、上杉昇が第5期に復帰した事実はありません。初期メンバーによる新たな再結成も、公式発表されていません。
Q5:WANDS第5期の活動終了はいつですか?
A5:2027年3月です。3月9日の大阪、12日の東京、22日の愛知で開催されるラストライブツアーをもって現体制の活動が終了します。
Q6:2027年3月以降もWANDSは活動しますか?
A6:第6期の活動については発表されていません。公式には上原大史、柴崎浩、木村真也がそれぞれ音楽活動を続けることが示されています。
Q7:WANDSのラストライブツアーのチケット一般発売はいつですか?
A7:公式ライブ情報では2027年2月13日(土)10時から一般発売予定です。指定席は各会場12,000円で、ファンクラブ限定の上位席も設定されています。
まとめ:WANDSの再結成から第5期終了まで、受け継がれた音楽の歴史
WANDSは1991年のデビューから、複数のメンバーチェンジと2000年の解体を経験した。そして2019年11月17日、柴崎浩・木村真也と新ボーカル上原大史によって第5期として再始動した。
第5期は『真っ赤なLip』『BURN THE SECRET』『Version 5.0』『TIME STEW』などを発表し、過去の代表曲を受け継ぐだけでなく、新しいWANDSの音楽を築いてきた。
しかし、2026年7月22日の公式発表によって、2027年3月で第5期の活動を終了することが決まった。上原は新たな表現への挑戦を選び、柴崎は継続を望みながらもその決断を受け止めた。木村もまた、第5期の歩みへの感謝を伝えている。
【プロの結論】WANDSの歴史を理解する3つの視点
今回の一連の出来事から読み取れるのは、WANDSというバンドが、固定されたメンバーだけで成立する存在ではなく、時代ごとに音楽性と表現者を変えながら受け継がれてきたということだ。
WANDSの再結成を知りたい人は、次の3つの視点を持つと歴史を正確に理解できる。
- 初期WANDSと第5期を区別する: 上杉昇が歌った時代と上原大史が歌った時代は、それぞれ独立した音楽的個性を持つ。
- 解散と活動終了を混同しない: 2000年の解体と2027年の第5期終了は、異なる時代の出来事である。
- 将来の再始動を既成事実にしない: 柴崎の継続への思いは示されているが、第6期の結成は未発表である。
そして、2027年3月のラストライブツアーは、第5期の7年以上にわたる歩みを締めくくる大切な機会となる。
2000年の解体から2019年の再始動まで19年。新たなボーカリストを迎えて再び動き出したWANDSが、2027年に第5期として一つの区切りを迎える。過去の名曲と新しい時代の作品、その両方を残した第5期の軌跡は、WANDSの歴史を語るうえで欠かせないものになった。
今後の第6期や初期メンバーによる再結成の可能性はまだ分からない。それでも、WANDSの楽曲と、それぞれのメンバーが歩む音楽の道は、2027年3月を境に終わるわけではない。
主な情報確認先: WANDS公式サイト・公式バイオグラフィー・公式ライブ情報、D-GOの活動終了発表、集英社オンライン、Real Sound、BARKS、日刊スポーツ、MANTANWEB。 (出典: wands 再 結成(Yahoo!ニュース))